2021年9月5日日曜日

{7} ホメオパシーの危険性

 人によってはいまさらな話になるのでしょうが、有名(?)な疑似科学の一つにホメオパシーというものがあります。


 最低限の常識のある人なら騙されるはずがない……と言われるものも多い疑似科学の世界のネタの一つですが、(細かいリクツは上リンクより どうせ疑似科学なのでここではかなりざっくりと説明すると)毒をもって毒を制す的な発想のもと、でも本当にその毒を飲めば害も出ようものなので(本当に)極限まで薄めるとの体(てい)で結局は薄めすぎてただの水となったレメディという名の(ただの)水を飲むことで、あらゆる病を(水なので)副作用なしに治してしまおうという療法になります。
 まあ結局は水を飲んでいるだけなのでホメオパシーを試すだけなら特に危険もないように思えるところなのですが、そのレメディがやたらと高額であったり、それで治ると本気で信じてしまうと(せっかく早期発見できたケースでも)治療の機会を失ったり、ろくなことになりません。

 どうもこの治療方法は既に欧米で広がってしまい、上に書かれているように(水なので)効果がないのは科学的に検証するまでもなく明らかなのに、様々な利害関係が発生してしまった結果、なかなか終息しないようなのです。
 幸いまだ日本ではそのようなひどい事態にはなっていないようなので、少なくともこのサイトに訪れて下さってる方々くらいは最低でも知っておいて欲しいとのことで記事にした次第です。ホメオパシーだのホメオパスだのという単語が出てきた時点で怪しいと感じて頂ければ十分かと思います。もちろんレメディがただの水でない(さらに危険な)場合もあるかも知れません。あの手この手の派生手段が「うちのはそこらのホメオパシーとは……」的な語り口で迫ってくるかも知れません。
 くれぐれも傷口に塩を塗る結果にならないよう、ご注意ください。